効果のあるアトピーの治療薬って具体的にどんなものがあるの?
飲み薬や塗り薬でもよくならない場合、どうしたらいいんだろう…。
こんなお悩みはありませんか?
アトピーで悩まれているあなたに、治療薬の1つである「デュピクセント」について解説します!
東京の中央区築地にある「いしいクリニック築地」です!
今回はアトピーの治療薬の1つ「デュピクセント」について、効果や特徴などくわしくご紹介していきたいと思います。
今まで飲み薬や塗り薬を使っていたけれど、なかなか症状が改善されなくてお困りのあなた、ぜひこちらの記事を最後までご覧くださいね。
デュピクセントの効果とは?どんな治療薬か解説
「デュピクセント」は、アトピー性皮膚炎のかゆみや皮膚の状態改善に優れている注射薬です。
今まで飲み薬や、ステロイドの塗り薬を使っても症状が良くならなかった、効果が感じられなかった方向けの治療薬の1つですよ。
ただ、保険適用ではあるのですが金額が高い注射薬です。
(次の章で詳しい金額を解説しています!)
”注射薬”があること自体を知らない方も多いのではないでしょうか?
アトピーの治療は塗り薬や飲み薬だけ、というイメージが私もありました…。
デュピクセントは、アトピーのかゆみなどの原因をブロックしてくれるため効果が期待できます!
とても細い針を使った注射薬で、2週間に1回の通院で治療を行っていきますよ。
最初は院内で注射を行うのですが、2回以上の自己注射指導を受けていただくと、ご自身で注射を行うことも可能です。
ご自身での注射が可能になれば、最長で3ヶ月に1回の通院になりますよ♪
アトピー性皮膚炎への効果に期待ができるお薬なので、今までの治療で症状が良くならなかった場合は検討&クリニックへの相談をおすすめします。
治療のスケジュールもご案内しますね!
デュピクセントの値段は?
デュピクセントは、保険適用でも1本あたり約2万円ほどの費用がかかりますが、「高額医療費制度」などを利用できる場合もあります。
ひと月あたりの費用の目安(3割負担の場合) | |
最初の月(月に3本注射する場合) | 52,898円 |
それ以降(月に2本注射する場合) | 35,266円 |
小児の場合、東京23区在住の方で医療証を提出すれば、負担額0円で治療を受けられます。
大人の場合でも高額医療費制度の対象になることもありますよ。
診察でデュピクセントの治療が適用になった場合は、加入されている健康保険組合、国民健康保険であればお住いの市町村に確認してみてくださいね。
自己注射をご希望されるときは、クリニックで最大6本(約3ヶ月分)の処方、そのあと薬局に処方箋を持っていく流れになります。
当院のHPにもくわしい金額を載せていますので、高額医療費が適応されたあとの金額などを知りたい方は確認してみてくださいね。
デュピクセントの注意点4つ
デュピクセントの注意点は4つあります。
※1生物学的製剤とは…生物から作られた物質を、応用して作られた薬。
今までの治療で症状が良くならなかった場合、経済的にも問題なければご検討いただきたい注射薬がデュピクセントです。
当院でも「よく眠れるようになってほしい」「やりたいことを普通に出来るようになってほしい」「症状が良くならない方にも、次の一歩となるような治療を提供したい」という想いで、デュピクセントを導入しています!
ご相談だけでも、お気軽に来院してくださいね。
デュピクセントのよくある質問
デュピクセントを使うにあたって、よくある質問をまとめてみました!
何回くらい注射をすれば効果が実感できますか?
初めて注射を行ってから約2週間ほどで効果が見られることが多いようですね。
いつまで治療を続けたらいいのですか?
アトピー性皮膚炎に対する初めての生物学的製剤なので、根拠となるデータはございません。
当院では治療の目標である寛解(通院・投薬していてかゆみ・皮膚症状が落ち着いている)状態に至った際には、値なども含めて総合的に判断し、一度中止してみても良いと考えております。
2ヶ月経過しても改善が認められない場合は中止をおすすめします。
デュピクセントを注射した後は入浴できますか?
とても細い針を使った注射なので、入浴も問題ありません!
どのくらいの人がデュピクセントを使っているのですか?
日本では2021年時点で約2万人の方が使用されています。
(一部喘息の患者さんも含まれます)
高額ですがクレジットカードでの支払いはできますか?
申し訳ありませんが、当院では「保険診療は現金のみ」のため、クレジットカードは使用できません。
ほかにも気になることなどがあると思いますので、ご相談だけでも来院をお待ちしております!
最後に
- 「デュピクセント」は、アトピー性皮膚炎のかゆみや皮膚の状態改善に優れている注射薬(効果が期待できる)
- 2回以上の自己注射指導を受けていただくと、ご自身で注射を行うことも可能
- 保険適用でも1本あたり約2万円ほどの費用がかかるが、「高額医療費制度」などを利用できる場合もある
アトピーの治療薬の1つであるデュピクセントについて、効果や特徴などをご紹介しました。
もし今あなたがアトピーの治療を行っていても改善が見られない場合は、効果の期待できるデュピクセントという注射薬もクリニックでご相談してみてくださいね。
当院であればお悩みやご質問などのご相談にいつでも対応いたします!
東京の中央区築地にある当院にいらっしゃれるようであれば、HPをご覧のうえお越しください。
次回は小児のアトピー性皮膚炎を深掘りしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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