アトピーってよく聞くけど、どんな症状で、どうしたら治るものなの?
日常生活で気をつけたほうがいいことはある?
こういったお悩みをお持ちではありませんか?
今回はアトピーの症状や、日常生活で気にしてほしいポイントについてご紹介していきます!
東京の中央区築地にある「いしいクリニック築地」です!
皮膚科は色々な症状の方がいらっしゃいますが、今回はその中から「アトピー」についてをピックアップさせていただきました。
あなただけではなく、ご家族や周りにもアトピーの方がいらっしゃるかもしれませんよね。
「そもそもアトピーって何なの?どんな診療の流れ?」「薬以外にも気を付けることある?」といった疑問にお答えしてますので、ぜひ最後までご覧ください!
アトピーとは何か?簡単にどんな症状なのかを解説!
アトピーとは「アトピー性皮膚炎」と呼ばれていて、皮膚のかゆみ・乾燥・発疹・赤みなどが長期的に続く症状が特徴です。
改めて「アトピーとは何か」と考えると、なんとなく症状はわかっても何が原因なのかまではわからないですよね。
最近ではアトピーが発症するのは、皮膚のバリア機能が弱まることで、アレルギーを起こしやすい体質になってしまうからだといわれています。
なので、治療だけではなく日常生活でスキンケアも意識することが大切ですよ!
どうしても症状を治すには「薬を飲んだり塗ったりする」というイメージがありますよね。
アトピーは皮膚をよい状態にするためにも、薬以外に日常的なスキンケアや食生活にも注意する必要があります!
クリニックでしっかり症状を診てもらい、検査をした上であなたに合った適切な治療を行えば、完全に治るまではいかなくても、今よりはよい状態にすることができますよ。
アトピーとは何かは少しわかったけど、クリニックに行ったら実際どんな流れで診察や治療をするの?
次は、具体的に当院で行っている診療の流れをご紹介しますね。
アトピーはどうすれば治る?当院での診療の流れ
アトピーはその人の症状などに合わせた治療方法を決めるため、初診を受けた後も状態に合わせて定期的に通う必要があります。
具体的な当院での診療の流れを説明していきますね!
<初診>
問診・視診・触診を行って、あなたの症状や生活環境に合った治療方法を決めて説明していきます。
このとき、外用薬の塗り方なども実際に塗りながら説明します。
※状況によっては採血でアレルギー検査などを行うこともあります※
<2回目の受診>
前回からの治療の効果を確認+初診で採血などの検査を行った場合は結果の説明をします。
日常生活での注意点や今後の治療計画もお話ししていきますよ。
<3回目以降の受診>
あなたに合わせた再診の間隔をご案内しますので、それに合わせて受診していただきます。
現在の状態だけでなく、季節や生活環境を考えて治療を行っていきます。
1回の診察で終わるわけではなく、毎回状態を確認しながら進めていくということですね。
「アトピーはどうすれば治る?」と不安な方は、1人で抱え込むのではなく、まずは病院を受診してみてください。
病院を受診すると皮膚に塗る薬を処方されることもあると思いますが、薬はただ塗ればいいというわけではないんです…。
アトピーの方の皮膚はとてもデリケートなので、薬を塗るときは「量・タイミング・塗り方」の3つに気をつけてくださいね。
当院では診察の際に、くわしくご説明しておりますのでご安心ください♪
適切な検査と治療を行えば、完全に治るとまではいかなくても、今より良い状態をたもつことができますよ。
また、病院に行くとどうしても「先生に質問があっても聞きづらい…」と思われることもあるかもしれません。
病院で先生を前にすると緊張しちゃってうまく話せないんだよね…。
そんなときは質問をメモをしていったり、看護師さんや受付の人に伝えるなどの方法で聞いてみてくださいね!
私はよく質問したいことがあっても緊張して忘れてしまうので、スマホや紙にメモすることが多いです…。
何度も受診することにはなりますが、その都度できるだけ不安を解消していきましょう。
ここまでアトピーを治すための診療の流れをご紹介しましたが、次は日常の生活習慣で気を付けてもらいたいことも説明していきますね!
アトピーは食事や服にも気をつけよう!日常の注意ポイント4つ
アトピーの場合、食べ物や身につける服など日常の注意ポイントが4つあります。
こう見ると意外と多いと思われる方もいらっしゃるかもしれません!
食生活に関しては意外と種類が多いのですが、ほかの3つは少し意識すればすぐにクリアできますよ♪
1つずつ一緒に見ていきましょう。
食べ物で避けたほうがいいもの5つ
食べ物は、香辛料やアルコール、添加物が多いコンビニのお弁当やレトルト食品などが、アトピーのかゆみやアレルギー反応を起こす原因の可能性があります。
意外と普段食べているものも多いので、かゆみやアレルギーを起こす原因になるものを一覧でご紹介しますね!
<香辛料やアルコール>
かゆみを引き起こす可能性があります
<コンビニのお弁当・お惣菜・レトルト食品など>
含まれている添加物→アレルギーを起こす原因
<水道水>
都心部の水道水には濃度の高い塩素が含まれている→アレルギーを起こす原因
<ニッケルが多く含まれているもの>※
例:チョコレート・コーヒー・渋みのあるお茶・大豆・海藻など…
<クロムが多く含まれているもの>※
例:シジミ・あさり・海藻など…
水道水も入ってくるなんて正直びっくりですよね。
コンビニのお弁当やレトルト食品なども便利でついつい使ってしまいますが、添加物はできるだけ避けていきましょう。
※マークをつけたものについてですが、アトピーの方は1/4が金属アレルギーも一緒に起こすと言われているので、金属が多く含まれる食べ物にも注意が必要なんです。
できるだけ上記であげたものは食べないようにすると安心ですよ。
身につける洋服の素材はコットンを選ぶ
肌に直接あたる部分の服はやわらかいコットン(綿)を選ぶといいですよ。
私もちくちくする服はすぐ肌がかゆくなってしまうので、できるだけインナーは綿100%のものを選んでいます!
素材だけではなく、洗濯をしたあとに洗剤のすすぎ残りがないかも注意が必要です。
服の素材は問題ないのに服を着るとなんだかかゆいと感じる場合は、普通に洗濯したあとにもう一度洗剤ナシで洗うのもおすすめですよ。
乾燥の時期や汗をかいたときも注意が必要
乾燥はかゆみに繋がるため、冬は加湿器を使いましょう!
また、汗をかくのは問題ありませんが汗をかいたときはそのままにせず、すぐに洗い流すかぬれたタオルで拭くようにしてくださいね。
汗自体には「保湿」や「感染を防ぐ」、「体温を調節してくれる」などの効用もありますよ。
歯の被せものは金属を避ける
食べ物のところでも触れましたが、アトピーの方は25%が金属アレルギーも起こる可能性があるため、歯の被せものも金属は避けたほうがいいですよ。
皮膚と同じく、歯も大切ですよね。
もしも被せものをしている・これからするのであれば、種類は金属ではない「ハイブリットセラミック」や「ジルコニア」などにするのがおすすめです。
金属アレルギーの可能性があると歯医者さんに伝えて、被せものの素材も相談するのが1番安心ですね。
最後に
- アトピーとは「アトピー性皮膚炎」と呼ばれており、皮膚のかゆみ・乾燥・発疹・赤みなどが長期的に続く症状が特徴
- アトピーはその人の症状などに合わせた治療方法を決めるため、初診を受けた後も状態に合わせて定期的に通う必要がある
- アトピーの場合、食べ物や身につける服など日常の注意ポイントが4つある
アトピーの症状や当院での診療の流れ、日常生活での注意ポイントについてご紹介しました。
1人で抱え込まず、まずは病院やクリニックに相談しに行ってくださいね。
きっとあなたに親身になってくれるお医者さんと出会えるはずです!
東京の中央区築地にある当院に興味を持ってくださった方は、よろしければHPをご覧くださいませ♪
次の記事では、アトピーの治療法の1つである「デュピクセント」について紹介していきますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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